ソーシャルレンディングのおすすめとは?危険性は?
- 1 ソーシャルレンディングの利回り5%は高いのか?
- 2 ノンバンクとは?
- 3 ソーシャルレンディング事業者の二つの顔
- 4 借手側がソーシャルレンディング事業者からお金を借りるメリット
- 5 ソーシャルレンディング事業者からの借入の場合は、分配方法が「元本一括」が多いのはなぜ?
- <まとめ>
こんにちは。
インベスター小次郎です。
今回は、今話題の「ソーシャルレンディング」
について解説します。
以前も書いたことがありますが
最近は、元本や配当金の「遅延」が起こっています。
そこで、改めてソーシャルレンディングの
言葉の説明や、気になることを確認し
これから、投資しようとするための参考になればと思います。
平成の豊田商事事件?とも言われる程の会社もあるようで
より注意して投資していきましょう。
暗号通貨(仮想通貨)みたく、まだルールが整備段階なので
それなりのリスクはあります。
リスク管理をしっかりしながら、投資をしましょう。
決して、一攫千金狙いで生活費を一か所全てにつぎ込むのは
NGです。
↓すぐに「ソーシャルレンディング」をしてみたい人は
下記の会社をおススメします。
1 ソーシャルレンディングの利回り5%は高いのか?
世の中には、いろんな投資がありますが
有名なのは、株式投資や不動産投資でしょう。
不動産投資でも、都内であれば手堅く3~4%程度で
地方だと6~10%等もあります。
当然、地方はリスクが高いのでリターンが大きくても、躊躇する人もいるでしょう。
では、ソーシャルレンディングで5%のリターンは高いと言えるでしょうか?
ソーシャルレンディングでは、5%は普通でそれ以上の利回りの案件もたくさんあります。
ソーシャルレンディングで10%もあるので、5%だと低く感じるかもしれませんね。
でも、一般的に投資をする上で年利5%はかなり高い投資案件です。
10%は魅力的ですが、リスクも高くなるため最悪元金が戻ってこなくても受け入れることが
できるか納得してから、投資しましょう。
2 ノンバンクとは?
ノンバンク?
ってたまに聞くけど、どんな意味なの?
と思ったことはありませんか?
ノンバンク=銀行じゃない?
私は、しばらくそう思っていました(笑)
意味としては、以下の2点を抑えると良いでしょう。
・預金の受入れはしない
・貸付は行う
要は、貸金業者です。
お金は預からないけど、投資家からお金を集めて
資金需要者(借手)にお金を貸しています。
え、投資家から「お金を集めているなら、預金では?」
と思う人もいるでしょう。
正しくは:出資・投資を募っている
間違い:預金を集め、受け入れているわけではない
一時的に、投資家から貸金業者の口座にお金が入るので
預金のように思えます。
預金であれば、預金者が引き出すまで、預かった方は
お金を口座に置いておく必要があります。
でも、ソーシャルレンディングの場合は
振込んでもらったお金は、貸付日まで口座においておくだけで
預金者が「お金出したい!」と言っても、返す必要はありません。
長くなりましたが、ソーシャルレンディング事業者は
集めた資金を、第三者事業者に対し融資し、運用する役割を持っています。
そういう点で、ソーシャルレンディング事業者は
「ノンバンク・貸金業者」
であると言えますね。
3 ソーシャルレンディング事業者の二つの顔
ソーシャルレンディング事業者は、2つの顔を持っています。
・第二種金融商品取引業者
・貸金業者
第二種金融商品取引業者としては、個人投資家から資金を募ります。
なので、金融商品取引法と、貸金業法の2つの法律を順守する必要があります。
金融商品取引法は、「情報開示の徹底」を目的とし、情報の透明性を求めます。
貸金業法は、「債務者保護」を目的とし、借主を特定できる情報を開示しての募集は禁止です。
投資家すれば、資金需要者(借主)の情報を知りたいですね。
借主は債務者でもあり、弱い立場でもあります。
貸金業法は「債務者保護」を目的するので
利益が相反するので、この部分をどうしているかが今後の課題と言えます。
4 借手側がソーシャルレンディング事業者からお金を借りるメリット
なぜ、借手側は銀行等の金融機関からお金を借りないのでしょうか。
これは、わかりやすいですが「銀行がお金を貸してくれない」からです。
本来であれば、利息が安い方が借手側にとってメリットですが
実際は、銀行が全ての企業にお金を貸す訳ではありません。
当然、返ってこないリスクがあるため、しっかりと「足元を見ます」ね!
銀行から借りるのは、利息が低いのがメリットですが、審査は厳しいし、時間もかかるのがデメリットです。
じゃあ、起業したばかりで、売上の実績はない。
でも、将来性のある事業の場合で、急ぎでお金が必要な時はどうすれば良いのでしょうか。
もう、おわかりですね。
ソーシャルレンディング事業者から、お金を借りれば良いのです。
利息は高いですが、審査も柔軟に対応してくれます。
具体的には
・借手側の業歴は短くてもOK
・担保の有無。無くても、貸してくれることがある。有れば、担保評価を高くしてくれる。
借手側としても、どうせ不動産に担保権を設定するなら
利息が高くなっても、多く資金が借りれるので魅力的と考えます。
5 ソーシャルレンディング事業者からの借入の場合は、分配方法が「元本一括」が多いのはなぜ?
ソーシャルレンディングの場合、借手は毎月利息を払い
最後の支払い期日に、一括で元本を返済します。
要するに、「元本一括返済」ですね。
貸した方からすると、元本がきちんと返済されるか最後までわからないので
ドキドキしますが、借りる側するとメリットでもあります。
貸し手と借り手は、利益が相反するためどちらからがメリットで有れば反対側はデメリットになります。
投資をする上で、しっかりと仕組みを理解してリスクに耐えることができるか判断しましょう。
以下に、分配方法についてまとめましたので参考にしてみてください。
良く理解することで
・投資資金の有効活用
・リターンの最大化
・リスクの把握
が行えます。
①元本一括返済(75%以上の会社が採用している)
まずは、ソーシャルレンディングで
一番多く採用されている「元本一括返済」です。
・この場合、ファンドの運用開始後に、リターン分配が毎月行われる。
・運用期間終了後(最終支払期日)に、元本が一括で支払われます。
※一部、例外があり、3ヵ月に一度の分配(オーナーズブック、TATERU FUNDING)
1年に1回(スマートエクイティ)の分配採用している会社もありますので
投資する際には、注意してください。
貸し手にとっても、借り手にとっても
これが一番バランスが良いと思います。
投資をする魅力は、インカムゲインやキャピタルゲイン得られる。要するに、リターンですよね。
ソーシャルレンディングで言えば、配当金が得られる訳ですが
いつ欲しいですか?
投資してから、数年後よりも、なるべく早く
毎月もらえたら、嬉しいですよね。
投資している実感もありますし、ちゃんと事業が上手くいっている感じもします。
なので、元本一括返済型が一番多いのが現状です。
この分配方法が採用される理由としては
不動産開発の場合など、売却による利益を得るモデルの案件で使われることが多いです。
借り手にとっても、不動産売却を行うまでに、元本を返す資金がないので、都合が良いんですね。
投資家にとっても、毎月のリターンの金額がわかりやすいのも良いですね。
次に紹介する、元利均等返済は、毎月のリターンの金額がわかりにくいです。
3つの分配方法の細かいメリット・デメリットは表にまとめてありますので
参考にしてみてください。
②元利均等返済(ほぼ利用されていない)
元利均等返済は、安全性が高く、分散投資に有効です。
借りてからすると、毎月元本と利息を返済しているため、住宅ローンをイメージしてもらうと
わかりやすいと思います。
融資先が個人で、使い道が事業ではなく消費である場合、この分配方法が採用されます。
理由としては、毎月の返済額が一定なので、融資先が返済計画を立てやすいためです。
この分配方法は、ほとんど採用されていませんが(AQUSHとクラウドクレジットが採用)
もし見つけた場合は、納得してから投資してください。
③満期一括返済(ほとんど利用されていない)
満期一括返済は、名前の通り「満期」に利息と元本が支払われる返済方法です。
貸し手も借り手も、満期までお金が動かないので
シンプルでわかりやすい方法ですね。
運用期間が2年以上の場合、1年に1回の分配を行うこともあります。
短期の場合、毎月分配するよりファンドの中で再投資した方が、投資家利益を最大化できるため
この方式が役にたちます。
<まとめ>
いかがでしたか?
ソーシャルレンディングの理解を深めて、リスク管理をしながら
リターンを増やしていきましょう。
会社が多く、どれが良いか見極めが難しいですが
迷ったら安定している会社を選ぶのが無難ですね。
これから案内する
ソーシャルレンディング事業会社である
「クラウドクレジット」は、非常におすすめです。
以下、ポイントを解説します。
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