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外貨建てMMFのおすすめ。利回りやデメリットも解説

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こんにちは!

 

インベスター小次郎です。

 

投資ブログなので、なんでも扱います。

 

今回は、マイナーな「外貨建てMMF]について

 

解説します。

 

結論から言うと、かなりおすすめの金融商品です!

 

 

 

1  外貨建てMMF(マネーマーケットファンド)とは?

 

 

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外貨建てMMFって聞いたことがありますか?

 

おそらく、ほとんどの人が一度は聞いたことがあるけど

内容は知らないという人が多いと思います。


そもそも、「今、外貨建てMMFやってるんだぜ!」みたいな人に

一度も会ったことがありませんので、株やFX、投資信託に比べると

かなりマイナーな金融商品だと思います。

 

   
さて、外貨建てMMFの意味を説明すると


「格付の高い外貨建て(米ドル、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル南アフリカランドトルコリラ


 の短期証券に投資する投資信託」という事になります。

   

一言で言うと、信用性が高い外貨建(米ドルなどの外貨)の

 

 

投資信託」ということですね。

 

 2 外貨建てMMFと外貨預金の違い

 

 

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引用元:ネット銀行100の活用術 

 

 

  外貨普通預金 外貨建てMMF
保有時にかかる費用 かかりません 管理報酬や投資顧問報酬等の費用が間接的にかかる
為替差益にかかる税金 雑所得としての申告が必要 申告分離課税の対象
金利 変動金利 運用実績による分配、複利効果が期待できる
金利にかかる税金 利息から20.315%が源泉徴収される 所得税15.315%・住民税5% 分配金の20.315%が源泉徴収される 所得税15.315%・住民税5%
解約の自由度 いつでも円に換えることができます いつでも解約できます
主なリスク 為替変動リスク 信用リスク 為替変動リスク、信用リスク 価格変動リスク、金利変動リスク
元本の保証 外貨ベースで元本保証 為替変動により、円貨ベースで元本割れが 生じることがあります 元本の保証はありません
資産保護 預金保険の対象外のため、資産保護は ありません 分別管理の対象となるため、万一破綻した場合でも お客様の外貨建てMMF保全される

 

 

「外貨建てMMFと外貨預金の違いってなんなの??」疑問に思いませんでしたか?

   

 


外貨建てMMF=証券会社が取り扱う

 

外貨預金=主に銀行が取り扱う

 

まずは、大ざっぱな分け方です。

 

 

次は、中身ですが表でまとめましたので

なんとなく理解できると思います。

 


あと補足的に以下、箇条書きでポイントをまとめます。


・外貨預金は、円を外貨へ交換するときや外貨から円に戻す時に

「為替手数料」が発生する。

 

・外貨預金は「預金保険制度」がない。

 

・外貨建てMMFは、実績に応じて利益を受け取る「投資信託」です。

 

・外貨建てMMFは、安全性の高い運用をしているので、外貨ベースで大きく

元本を割り込む可能性は低い。

 

・外貨預金は、預ける時に適用される金利が決まっているが、外貨建てMMF

後にならないと、何%の利回りか判明しない。

 


いかがでしょうか?

 

外貨預金と、外貨建てMMRの違いがなんとなく理解できたと思います。

 

凄くざっくり言うと、安全性を取る外貨預金か、リスクはあるけどリターンを

多くとる外貨建てMMFかということになります。

 

私なら、ほんのわずかなリターン得てもうれしくないので、外貨建てMMF

資産を増やそうと思います。

 

正解はありませんが、自分の性格にあった金融商品を選んでみてください。

 


3 外貨建てMMFと外貨預金はどっちがお得?

 

 

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結論から言うと、外貨建てMMFがお得です。

 

知名度は、外貨預金の方が勝りますが

 

中身は、外貨建てMMFが勝ります。

 


これから、その理由を説明します。


・外貨建てMMFは、運用に失敗したら税金が安くなる。

 

利益が出たら、税金を支払うのは両方とも同じですが

外貨建てMMFは、損失が出たら場合税金が安くなります。

 

 


・外貨建てMMRは、申告分離課税のため税法上有利。

 

申告分離課税なので、他の所得(給与所得等)と合算しないで

税額を計算するため、税金を安くすることができる。

 

外貨預金は、「雑所得」なので給与所得と合算し、累進課税方式で

計算するので、税額が多くなり不利。

 

ちなみに、申告分離課税は損失が出ても申告が可能なので

将来の税額を抑えることが可能。


・外貨建てMMFは、スプレッド(為替手数料)が狭い

 

スプレッドが広いと最初のマイナス分が大きくなるため

不利です。

 

なかなか理解しにくいかもしれませんので、少しづつ慣れて理解

すれば良いと思います。

 

 

・外貨建てMMFは、金融機関が破綻しても保全される。

 

しかし、外貨預金はペイオフ対象外のため

金融機関が破綻したら1円も保証はありません。


4 外貨建てMMFの利回りやデメリットとは?

 

 

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外貨建てMMFの利回りは、0.9~1.1%弱はあります。

100万円を1年間預けて、1万円という感じです。

 

手堅く増やすという点では良いと思います。

 

 

デメリットは

 

・元本は保証されていない

 

・為替リスクがある

 

・原則として為替手数料が必要

デメリットよりメリットが多いので

総合的に見て、優れた金融商品だと思います。

 


5 外貨建てMMFに向いている人はどんな人

 

 

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投資はリスクがあるため、同じ商品を全員にお勧めできません。

人によりリスク許容度が違います。

 

超安全志向で、元本を絶対に減らしたくない人は普通預金にするしかありません。

 

小さいリスクを受け入れることができ、リターンも1%前後得たいのであれば

外貨建てMMFに向いていると言えるでしょう。

 

 

6 外貨建てMMFと外貨建てMRFとの違いは?

 

 

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MMR?MMF?

言葉が似ているので、違いはわかりにくいですね。

 

MRFは、マネーリザーブ・ファンド。

わかりにくいですね。

 

 

マネーリザーブ

意味は「お金を蓄えておくための商品」です。

 

 

証券口座を開設し入金すると、自動的に買付けが行われます。

 

証券口座も銀行と同じく、お金を入れておくと、利息に相当する分配金がもらえます。

つまり、MRFは証券会社版の普通預金ですね。

 

これに対して、MMFは証券会社版の「(変動金利)の定期預金と言えます。

こちらも、ざっくした理解で良いです。


まとめ

 

 

・外貨建てMMR>外貨預金

 

・ほとんどにおいて、外貨建てMMRは外貨預金に比べて有利。

 

・外貨建てMMFは、解約がいつでも可能で、1万円程度からでも購入が可能。